ラストフロンティア・ヘリスキー 参加者の声
Tour Date: 2007年 Week-04 / 1月19日 - 26日
普段はよく八甲田で山スキーを愉しんでいるTさんご夫妻と、山スキー仲間のKさん。 体力は?マークだけど、とりあえず行ってみようのノリで(?)参加していただきました。 しかし、そこで待っていたのは、「どうして来ちゃったの?」とだれもが思ったイギリス人なんちゃってスキーヤー、ミスタービル! 文字通り雪まみれになりながら日英の友好を深めた、涙あり(ビルだけ)笑いありの1週間でした。
![]() さぁ、いざゆかん! ファットスキーで武装した女性軍 |
![]() 朝陽を浴びて、滑り出す前にパチリ。 |
![]() ほとんど埋まっているTさん |
![]() ツリーモンスター(樹氷) |
![]() だんだん調子が上がってきたKさん |
![]() 気持ちよさそうに滑るEさんを連写 |
![]() 窓の外はしんしんと降り続ける雪・雪・雪・・・ |
![]() ヘリが飛べない日は気分転換にスノーシューイング |
![]() 雪がやんだらご覧の深雪。救助隊長はTさん |
![]() Tさんに助けられ笑ってごまかすビル |
![]() 隊長のおかげで全員無事帰還 |
![]() もう、オレ知らんからねーと滑り去るT隊長 |
Tさんからのメッセージ
きっかけはスキージャーナルの記事でした。 何度誘っても「ウン」と言わなかった奥方が大いに乗り気!(ナゼ?)
八甲田山スキーの友人と3人で参加。 しかし、この体力のないオバさん2人を連れて、ダイジョウブカァ? けっこう不安でした。
LFHは小型のヘリコプターを使用するので、1グループは最大5人のクライアントと1人のガイドとなります。 毎日10本近く滑れば、距離はあるし、ふかふかの深雪ではニンマリ。 ツリーランでは、はぐれそうにもなりました。 テールガイドはいないので、巨漢のイギリス人、ビルを助け起こすのがこれまた大変。
しかし数日たつうちに、この広 ーー い山々を我々15名だけで独占している実感がジワジワ。 大自然にスッポリとつつまれたなんともいえない幸福感。 テレビもなく電話もかかってこない。 あるのはチラチラ燃える薪ストーブの火と、お気に入りの本、それと雪・雪・雪。
これは日本でどうがんばっても得られない環境。 ぜいたくな1週間でした。 居心地のよいロッジ、とても美味しい食事。 親切なスタッフ。 この料金は決して高くはない。 とはいえ、何度も行けるはずもありませんが・・・。 その後も国内のスキー場へ行けば楽しいのですが、なにか物足りなさを覚えます。
そこで! ナナーンと、来シーズンも再び行くことに決定! 老後のことはとりあえず考えないことにし、そして今度はもっともっと楽しんで滑る(??)つもりです。
ここで、これから行こうとしている人へのアドバイス。
- 体力、技術はあった方がより楽しめるが、すこし欠けていても十分楽しめます。
- 気温は暖かいこともあるので、薄めのウエアーを重ね着して調節するのがよい。
- ヘリが飛ばない日のためにお気に入りの本を持つこと。
Tさんプロフィール
- スキー歴:30年(自称ちょっと上級)
- 年間平均滑走日数:17日くらい
- 年齢:57歳
Eさんプロフィール
- スキー歴:十数年(自称中 - 上級、体力なし)
- 年間平均滑走日数:上にいっしょ。17日くらい