Tour Date: 2018年 Week-14
今シーズンでラストフロンティア(LFH)に5年続けて通っていらっしゃる京都のZ様は今年で70歳! 3シーズン前にご案内させていただいたときは、1日16本滑ってもまだまだ行けるよ~という表情でした。 今年はゲレンデしかご一緒させていただけませんでしたが、相変わらずのシャープな滑り。 そのときふと脳裏をよぎったのが、「自分自身が70歳になったとき、果たしてこんな風に滑れるだろうか…」。 ということで、古稀を迎えてますます元気なZ様に、普段はどんなスタイルでスキーをされているのか、心がけていることなどを改めてインタビューさせていただきました。
スキーを初めたのはいつ頃ですか?
確か中学生の頃。
きっかけは?
姉、兄に連れられて始めました。
平均するとシーズン中に何日くらい滑りますか?
20日くらい。
お気に入りのスキー場は?
白馬八方尾根。
Z様にとってスキーとは?
生活の一部ですね。こんなに面白い遊びはありませんな。LFHに出合ってからは、来期の参加日程を決めてから一年の計画を決めていく感じです。
続けていらっしゃる理由、また秘訣はなんでしょうか?
学生時代のSKIのやり残し感かな。普段滑るときはこけない(ケガをしない)ことを心がけてます。もともと体を動かすのが好きなので、暇を見つけては運動。自宅ではよくストレッチしています。
オフシーズンの過ごし方は?
週一のジムとテニス。何とか週二にしたいのですが、仕事がまだ忙しくてなかなか実現できません。ジムでは主に体幹とハムストリングを鍛えることに注力しています。あとは山歩きと登山も少々。
ヘリスキーを知ったきっかけは?
雑紙の紹介記事。
LFHに初めて参加された際の印象は?
こんなSKIのやり方もあるんだなー、という愕き。ルールになれるまで少しとまどいましたが、やりだすとやめられません。世界中からSKI馬鹿が集まる合宿みたいな感じなので、1人で参加していても安心できて面白いと思いました。
5シーズン毎年LFHに通っていらっしゃる理由は?
体力検査みたいなもので、また今年も行けるという歓びを味わっています。一度抜けると行けなくなるかも。
Z様にとってヘリスキーとは?
従来のSKIIとは全く別と感じています。体力の許す限り参加していきたい。ここ数年は慣れてきたせいか、あまりヘリスキーに対する難しさを感じなくなってきたかな。そのせいか従来のSKIに少し物足りなさを感じだしています。
今後の目標やご希望などもしあれば教えて下さい。
事情が許す限り参加していきたいですね。
未経験者の方々になにかひとことアドバイスがあればお願いします。
滑る斜面はそんなに難コースというわけではありません。でもとにかく長いので、力を抜いて滑る感覚と、いかにこけないかを私は心がけてます(こけるとつかれます)。LFHではガイドひとりに対して4人1組で滑るので ゲレンデを1人で滑るよりよほど安心です。
<後記>
70歳にして未だ現役でバリバリ仕事されているZ様。そのご多忙さが元気の秘訣のようにも感じられました。 日本人でこれまでLFHに参加された最高齢は三浦雄一郎さんの74歳。(ちなみにオーストリアのクリストフさん85歳がこれまでの最高齢記録) 追いつけ追い越せで、これからも生涯スキーヤーとしてヘリスキーをお楽しみいただければと思います。 Z様、お忙しいさなかにありがとうございました!